「麻雀飛翔伝 哭きの竜」風自己紹介文

私の好きな漫画である能條純一作「麻雀飛翔伝 哭きの竜」風に自己紹介をしてみようと思います。


 東海の暴れん坊いしこ。オタクになるがために生まれてきたような男である。

 彼は生まれついた時からアニメをやめられない。-------だから車にステッカ−を張ったという。

 もう一度あえていう。-------24歳の夏、彼は車にステッカ−を張った。

 -------彼 いしこ 生まれついてのオタクである。

 ゆらりゆらめく空想をするのが癖だったという。

 いしこは静岡に生まれた。それ以外彼は過去について口を閉ざす。

 ただ・・・小さい頃から魔女っ子が好きだったという。

 自由気ままに変身できる魔女っ子が好きだったという。

 -------いしこはまたゆらりゆらめく空想をする。

 そこにはいつも幼い頃見た・・・・・魔女っ子がいる。

 いしこは所詮自分は誰の敵でもないことは知っていた。

 それはもちろん能力ではなく、いしこ自身しかわからぬ人間生まれついての”星”の違いであることを・・・

 -------しかし,いしこはやはり一番で翔びたかった。

 -------己れとは悲しいほどに己れの為に生きるもの。

 いしこ家長男としてのプレッシャ−が重くのしかかる。

 父親の慟哭がいしこの胸を裂く。「いしこ!!しっかりせぇや・・・・・・・いしこ!!」

 -------いしこ 己れに笑う。

 -------いしこ この時26歳。未だその横顔に童景が漂う好漢であったという。